体の改善には「共通認識」が不可欠!効果を最大化する方法とは?

みなさんこんばんは!
愛知県春日井市で ハヤト整体院 を運営している ハヤト です。
本日も 慢性痛改善のヒント をお伝えしていこうと思います。
今回のテーマは、お客さんとの「共通認識」を作る大切さ について。
日々の施術を通して感じるのは、
「お客さんと施術者の間に、共通認識がどれだけあるかで、体の変化のスピードが大きく変わる」ということ。
施術を受けたけれど思うような変化がない…という方は、
もしかすると 「共通認識が不足している」 可能性があります。
今日は、なぜ共通認識が重要なのか、そして どうすればスムーズに体を改善できるのか について、具体例を交えて解説していきます。
「共通認識」とは何か?体の改善にどう関係するのか?
「共通認識」とは、お互いが同じ理解を持っていること です。
例えば、
「1たす1は2」というのは 誰でも知っている共通認識 ですよね?
でも、これが 体の話になると、共通認識がないまま進んでしまうことが多い んです。
たとえば、「肩甲骨を動かしましょう」と伝えたとき、
お客さんの頭の中では、「肩を回せばいいのかな?」 くらいのイメージかもしれません。
一方で、ぼくが意図しているのは、「肩甲骨を寄せる・開く」など、特定の動きを指している。
この認識のズレがあると、
「言われた通りに動かしているのに、効果がない」
「セルフケアを続けているけど、あまり変わらない」
という状態になりやすいんですね。
この「ズレ」をなくし、施術者とお客さんが同じゴールを共有できる状態 にすることが、体の改善にはとても大切です。
共通認識があると、体の変化がスムーズに!
では、共通認識があると何が変わるのか?
具体的なケースで見てみましょう。
■ 事例:肩こりがひどく、腕が上がりにくいお客さん
ある日、肩こりがひどくて腕も上がらない というお客さんが来院されました。
最初は「肩の筋肉をほぐしましょう」と伝えましたが、
「肩の筋肉をどうやってほぐせばいいの?」といった反応でした。
そこで、まず 「肩甲骨の動きを改善することが大切」 という共通認識を作るために、以下のステップを踏みました。
- 肩甲骨の位置を確認 してもらい、どこを動かすのかを説明
- 写真や鏡を使い、実際に動かして違いを体感してもらう
- 「ここをこう動かすと、肩の負担が減る」という理由を伝える
- 簡単なエクササイズから始める
これを繰り返していくと、
「なるほど、肩甲骨を動かすことで肩こりが楽になるんですね!」
と、お客さん自身が実感しながら進められるようになりました。
その結果、
1ヶ月後には 肩の可動域が広がり、肩こりも大幅に軽減!
施術者とお客さんの共通認識ができると、改善が早くなる ことがよくわかる例です。
共通認識を作るための「伝え方の工夫」
共通認識を作るためには、伝え方 に工夫が必要です。
同じ情報でも、伝え方ひとつで理解度が大きく変わります。
■ 1. 言葉だけでなく「実際に動かしてもらう」
- 例えば、「腰を反らす」と言ったとき、人によって動かし方が違います。
- 実際に一緒に動いて確認する ことで、正しい動きを共有できます。
■ 2. 写真や鏡を活用
- 「自分の体がどうなっているか」を知ることはとても重要。
- 写真や鏡で確認しながら動かすと、より理解しやすくなります。
■ 3. 専門用語を使わず、シンプルな表現にする
- 「肩甲骨の内転・外転」よりも、「肩甲骨を寄せる・開く」と伝えたほうが、すぐに理解できます。
- わかりやすい言葉を使うことで、共通認識がスムーズに作れます。
■ 4. 段階的に伝える(ステップを踏む)
- いきなり難しい動きではなく、まずは簡単な動きからスタート。
- 例えば、「肩をすくめる」→「肩甲骨を寄せる」→「肩を回す」など、段階的に進める と理解しやすくなります。
共通認識が増えると、体の変化が加速する!
体の改善には時間がかかることもありますが、
共通認識を一つずつ積み重ねていけば、確実に変化が生まれます。
施術だけでなく、セルフケアを行うときも、
「なぜこの動きをするのか」「どこを意識するのか」 が分かっていると、より効果が出やすいです。
ぼくは、お客さんと一緒に、体の状態や改善方法を理解していく ことを大切にしています。
「こうすればもっと楽になるんだ!」と気づくことで、自分の体に対する意識も変わっていきます。
まとめ
✅ 共通認識があると、施術の効果が高まり、体の改善がスムーズに進む!
✅ 言葉だけでなく、実際の動きや写真を使って「伝わる工夫」をする
✅ 専門用語を避け、わかりやすい表現でステップを踏みながら伝える
✅ 「なぜこの動きをするのか?」を理解することで、セルフケアの効果もUP!
「体の不調を改善したい」と思っている方は、
ぜひ 施術者と共通認識を作ることを意識してみてください!
本日は、「共通認識の重要性」 についてお話ししました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!