健康コラム

体の解像度を高める

hayato
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは。愛知県春日井市でハヤト整体院を運営しているハヤトです。

本日も慢性痛の改善につながるヒントをお届けしていきます。今回は「体の解像度を高める」というテーマでお話ししていきます。


解像度を高めるとは?

最近、施術に来られるお客さんとの会話の中で「体の解像度を高める」ということを意識して伝える機会が増えてきました。

体のことって、案外みんな知らないものです。ぼく自身もまだまだ勉強中の身ですが、お客さんとお話していても、「そんなこと知らなかった!」という反応をよくいただきます。

例えば、姿勢の悩み一つとっても、「猫背」と言ってもいろんな種類があります。

  • 骨盤が前に出ている「スウェイバック」
  • 背骨が真っすぐな「フラットバック」
  • 頭が前に出る「スマホ首」
  • 背中全体が丸まったシンプルな猫背 などなど

こうした分類を知らないまま「猫背だからストレッチすれば良い」と考えても、改善しないこともあります。


解像度が高まると起きる変化

自分の姿勢がどのタイプなのか、どこが硬いのか、どの筋肉が弱いのかを知ることは、改善への第一歩です。

たとえば、スウェイバック姿勢の人であれば、お腹の筋力低下や背中の柔軟性の低下、肋骨の動きの悪さが関係しているかもしれません。

それが分かれば、「じゃあお腹の筋肉を使えるようにしていこう」「肋骨の動きを出すセルフケアをしよう」と具体的なアクションに落とし込めます。

そうすると、姿勢が整い、結果として「お尻が垂れにくくなった」「腰が楽になった」といった嬉しい変化につながります。


姿勢の改善には“施術+自分の行動”が大切

整体では筋肉や関節をほぐしたり、動かしたりすることはできますが、最終的に「筋肉を使う」のはご本人の力です。

たとえば「足を上げてください」と言っても、それを動かすのはお客さんの筋肉。ぼくにはサポートしかできません。

だからこそ、自分の体と向き合う時間、自分で動かすトレーニングやセルフケアがとても大切になってくるんです。


専門的すぎなくてもいい、けれど“最低限”は知ってほしい

もちろん、すべての筋肉や関節の名前を覚える必要はありません。

でも、最低限「自分の体が今どういう状態なのか」「どこが苦手でどこが得意なのか」は、知っておいた方が確実に変わります。

その“解像度”が高まるほど、悩みの根本に気づきやすくなり、改善も早くなります。


最後に:最近あった気づき

この話をしようと思ったきっかけは、最近来られた新規の方。

その方は1年間、毎週ピラティスに通っていたそうなんですが、実際に体を見せてもらうと姿勢が思っていたほど整っていませんでした。

ご本人は「体いい感じです」とおっしゃっていましたが、少しお話をしただけで「そうなんですね!」と驚かれる場面が多く、体への理解度(=解像度)があまり高くなかったことが分かりました。

楽しんで通うこと自体はとても良いこと。でも「体を本気で良くしたい」という気持ちがあるのなら、やはりもう少し自分の体のことを知っておく必要があるなと感じました。


少し長くなってしまいましたが、今日は「体の解像度を高めていくことの大切さ」についてお話させていただきました。

何か一つでも参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくださってありがとうございました。

ABOUT ME
田村隼人
田村隼人
ハヤト整体院院長
記事URLをコピーしました