健康コラム

痛みがある施術はどうなのか?

hayato
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皆さん、こんばんは。

愛知県春日井市でハヤト整体院を運営しているハヤトです。

本日も慢性痛の改善のヒントを一つお伝えしていこうかと思います。今日は「痛みがある施術はどうなんですか?」というテーマでお話ししていきます。

SNSで見かける「痛い施術」とは?

最近、SNSなどで「激痛整体」や「痛い施術」といったワードを見かけることが増えました。施術を受ける方が痛みに耐えている様子や、施術者が「これは効く!」といったコメントをしている動画がバズっているのをよく目にします。

そういった動画を見て「実際に痛い施術ってどうなんだろう?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

まず結論から言うと、「痛みが強すぎる施術は、あまり良くない」というのが私の意見です。

確かに、見ている側からすると、痛がっている様子や施術のインパクトが面白く感じるかもしれません。しかし、施術を受ける側としては、あまりに痛すぎると緊張が生まれてしまい、筋肉が逆に固くなってしまうことがあります。

これでは施術の効果が薄れてしまう可能性が高くなります。

理想的な施術の痛みのレベルとは?

では、どの程度の痛みが理想的なのでしょうか?私の考えでは、「ほんのりと気持ちよく、少し痛いかな?」と感じる程度が最も効果的です。

痛みが強すぎず、逆にくすぐったくもない、ちょうど良い痛みが理想です。施術中に「痛いけど、気持ちいい」という感覚が得られると、その施術は効果的であることが多いです。

ただし、例外もあります。「リリース」と呼ばれる手技は、その中でも特に筋肉のリリースを行う場合、少し強めの痛みを伴うことがあります。特にスポーツ選手や、怪我の回復期にある方に対して行われることが多いです。

痛みが強い施術の影響と反動

SNSでよく見かける痛みが強い施術を受けた方々は、一時的に体が軽くなったり、首や肩が動かしやすくなったりすることがあります。しかし、これには「反動」がついてくることも少なくありません。

体がガチガチに固まっている状態で、急激に筋肉を緩めると、体は驚いてしまいます。そして、しばらくすると元の状態に戻ろうとする「戻り現象」が起こります。

継続的な施術で肩こりを根本から解決

痛みが強すぎる施術や急激な施術で一時的に楽になることはあっても、「長期的な視点で考えると、肩こりや首こりの根本的な解決にはつながりにくい」と言えます。

肩こりや首こりがなぜ起こるのか、その原因をしっかりと理解し、その原因にアプローチする施術が必要です。たとえば、「肩こりが起こるのは、姿勢の悪さが原因です」ということが分かれば、姿勢を改善するための施術を行い、それを継続していくことが大切です。

ただ体が辛くてどうしようもない時はまずはどうにかしてと言う気持ちも強くあると思うので軽減したうえで体を少しずつ良くしていくがいいかなとは思っています。

最後に

痛みがある施術については様々な考え方があります。辛くなったらすぐに施術を受けたいという方もいれば、根本から体を良くしていきたいという方もいます。それぞれの考え方に合った施術を選ぶことが大切です。

施術を受ける際には、納得のいく施術を選んでいただければと思います。

以上、本日は「痛みがある施術はどうなのか?」というテーマでお話ししました。最後までお読みいただきありがとうございました。

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田村隼人
田村隼人
ハヤト整体院院長
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