臨床ブログ③:50代女性の首肩こり・頭痛が解消したケース
こんにちは。愛知県春日井市でハヤト整体院を運営しているハヤトです。
本日も体やお店に関するお話をしていこうと思います。
今回は、実際に通っていただいているお客さんの臨床ケースをご紹介します。
今回の方は「頭痛・首肩こり・背中のしんどさ」で長年悩まれていた50代の女性です。
■お客さんの状態とお悩み
お仕事は事務職で、長時間のデスクワークが中心。
体の悩みは「頭痛」「首肩のこり」「背中の重だるさ」で、30代の頃から少しずつ症状が強くなり、約20年以上続く慢性的な状態でした。
これまでにも複数の整体やマッサージに通っていたそうですが、「良くなった気はするけど、すぐ戻ってしまう」と感じていたとのこと。
■体の特徴:全身が反り腰のような状態
体をチェックしていくと、全体的に反り腰のような姿勢が強く出ていました。
背骨のS字カーブがほとんどなく、体が全体的にくの字になっている状態です。
その影響で、
- 背中(胸椎周り)の関節がロックして動かない
- 肋骨の動きが小さくなり、呼吸が浅い
- お腹の筋肉がうまく使えず、常に背中で支えている
というような悪循環が起きていました。
このような姿勢が続くと、
呼吸に関わる筋肉(横隔膜など)が働きにくくなり、首や肩の筋肉が代わりに頑張るようになります。結果として、首肩こり・頭痛の原因につながっていたと考えられます。
■施術の方針とアプローチ
まずは施術によって、
- 背中(胸椎周辺)の動きを出す
- 骨盤周りの硬さを取る
- 呼吸が入りやすい姿勢を作るという流れで、体を「整える段階」から始めました。
次に、「支え方」を再教育するために、
- 椅子の座り方
- 立ち姿勢
- 歩き方
などを日常動作の中で意識してもらうようにしました。
このとき意識してもらったのが、
「お腹で支える感覚」と「骨盤の動き」です。
これを身につけることで、首や肩の余分な力みが取れ、
自然と上半身の緊張も減っていきます。
■施術の経過と変化
最初の3ヶ月は2週間に1回のペースで施術。
その後は少しずつ間隔を空け、半年ほどで1ヶ月に1回のメンテナンスに移行しました。
- 3ヶ月目:頭痛の頻度が激減
- 4〜5ヶ月目:肩こりの「重だるさ」がほとんど消失
- 現在:仕事が忙しいと少し疲れる程度で、セルフケアで回復可能
とても良い状態をキープできています。
■回復後の取り組みと考え方
現在は、再発防止のために体操や呼吸エクササイズを継続中です。
「施術で整えて、体操で維持する」というサイクルができており、
回復力そのものが上がっている印象です。
よく「良くなったらお客さんが来なくなるのが寂しくないですか?」と聞かれますが、
ぼくは「来なくても元気でいられる状態」こそが理想だと思っています。
それが実現できた時が、一番うれしい瞬間です。
■まとめ
- 反り腰が強く、背中・肋骨・骨盤の動きが固まっていた
- 骨盤の動きを出す+お腹の支え方を覚えることで改善
- 半年で頭痛・首肩こりがほぼ解消
- 現在はセルフケアで維持できる状態
慢性的な首肩こり・頭痛の多くは、
「筋肉をほぐすだけ」では解決しきれないことが多いです。
骨盤・呼吸・背骨の動きを見直すことで、より根本的な改善につながっていきます。
