肩こりと足の長さの違いはどこまで関係するのか

以下のようにリライトしました。表現を整えつつ、構成や論点の流れがより明確になるよう工夫しています。
肩こりと足の長さに関係はあるの?
こんにちは。愛知県春日井市でハヤト整体院を運営しているハヤトです。
今日は「肩こりと足の長さの関係」についてお話ししていきます。
最近ではSNSなどで「足の長さに違いがあると肩こりや腰痛につながる」といった情報をよく見かけます。実際、整骨院や整体院、リラクゼーションサロンなどでも足の長さを見てもらえることが増えてきましたよね。
ぼく自身も、かつては「足の長さ」に注目して施術をしていた経験があります。そのうえで、今感じているのは――
足の長さは体の状態を知る「目安」にはなるけれど、「原因」とまでは言えないのではないか?
ということです。
昔は足の長さで施術していました
ぼくが整体を学び始めたころは、カイロプラクティックの技術を中心に勉強していました。その中では「足の長さの左右差」や「骨盤の歪み」を整えることが大切だとされていました。
実際に現場でも、首・肩こりや腰痛のある方に対して、足の長さや骨盤の位置をチェックしながら施術をしていました。
でも、ある時ふと気づいたんです。
「足の長さが整ったはずなのに、肩こりは変わらない」 「むしろ腰やお尻の筋肉を緩めたら、楽になったという声が多い」
もちろん、当時の技術不足だったのかもしれません。でもそこから少しずつ考え方が変わっていきました。
足の長さは「変わりやすい」
足の長さって、実はとても変わりやすいんです。
たとえば捻挫や骨折などのケガをした後、体をかばうような動きが習慣化すると、足の使い方が変わり、それが長さの左右差として表れることがあります。
また、左右の柔軟性に差があっても、足の長さは変化します。右は柔らかいけど左は硬い、そんな人は多いですよね。それだけで筋肉の張り方に偏りが出て、結果として足の見た目の長さにも差が出ることがあります。
つまり、足の長さというのは、
日常生活のクセや体の使い方によって簡単に変化してしまう
ということ。
だからこそ、
「足の長さの違いが肩こりの原因です!」とは一概には言えない
というのが、今のぼくの考えです。
足の長さは「チェックの指標」としては便利
ただし、足の長さの左右差をチェックすることが無意味かというと、そんなことはありません。
たとえば、お尻の筋肉が硬くなっていることで肩がパンパンに張ってしまっている方がいたとします。このとき、足の長さに差が出ていることが多いです。
その場合、
- 足の長さをチェックする
- お尻の筋肉を緩める
- 結果、肩のハリが取れた + 足の長さも揃った
となれば、受けた側の印象としては「足の長さを整えたら肩こりが楽になった」と感じるのも自然なことです。
このように、
足の長さの変化を目安として使うのは有効 だと思っています。
本当の原因は? 深掘りしていくと
でも、実際の原因は「足の長さ」ではなく、あくまで
お尻の筋肉が硬くなっていたこと
そして、さらに深掘りすると
なぜお尻の筋肉が硬くなってしまったのか? という点を見ていく必要があります。
その多くは、
日常の体の使い方や姿勢、習慣的なクセ に隠れていることが多いです。
なので、ぼくの考えとしては、
- 足の長さの左右差は「チェックポイントの一つ」
- でも「原因」ではないことが多い
- 本質的には「動きのパターン」や「クセ」を見直すことが大事
というふうに捉えています。
肩こりがなかなか改善しない…という方は、ぜひ一度「足の長さ」ではなく、「どう動いているか?」に注目してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。