⑥お客さんの声60代女性『肩の痛み腰のヘルニア』

「体って楽になるんだね」──70代女性のお客さんとの取り組み
こんにちは。愛知県春日市でハヤト整体院を運営しているハヤトです。
本日も慢性痛の改善に役立つヒントを一つご紹介していこうと思います。
今回は、実際にぼくが担当させていただいた、70代女性のお客さんとの取り組みについてご紹介したいと思います。
■ どんな方だったのか
今回ご紹介する方は、かつて力仕事を長年続けてこられた70代の女性。
現在は主婦業をされており、体格はふっくらとした印象の方でした。
長年のお仕事の影響もあり、脊柱管狭窄症やすべり症、肩こり、猫背といった症状を抱えておられました。
症状がいつから出ていたのかはご本人もはっきりとはわからないほど、慢性的なものだったそうです。
体力的にも気力的にも落ち込んでしまっているような状態からスタートしました。
■ 体を見て感じた負担
体を拝見してまず強く感じたのは、「腰の反り」と「股関節周りの動きのなさ」。
特に足まわりや背中まわりの筋肉の硬さが目立っており、全身の動きがかなり制限されている印象でした。
まずはこの硬さや制限を少しでも解消し、動ける範囲を広げていくことが必要だと考えました。
■ 初期に行った施術
施術では、無理に体を動かすことはせず、まずは痛みを引き起こしている要因を取り除くことに集中しました。
股関節・お尻・腰・背中と、全身の筋肉をやさしく緩めながら、関節の可動域を少しずつ取り戻していくイメージで調整していきました。
ご本人もメンタル的に少し落ち込んでいたこともあり、無理なく安心して受けられる施術を心がけました。
■ 変化が出た瞬間
施術を重ねる中で、ご本人から「生活が少し楽になった」とのお声をいただきました。
特に「歩ける距離が伸びた」という実感があったそうで、とても喜んでくださったのが印象的でした。
それまでは、少し歩くだけでも腰に痛みが出ていたのですが、今では外出も楽しめるようになったそうです。
■ 印象に残った言葉
施術後、こんな嬉しい言葉をかけてもらいました。
「体って楽になるんだね。」
「ちゃんと施術してくれる人に出会えて嬉しかったよ。」
整体師として、これ以上ない嬉しい瞬間でした。
■ 現在の取り組みと目指していること
現在は、体の痛みはほとんどない状態まで回復しています。
今は「健康寿命をできるだけ伸ばす」ことを目標に、少し強度の高い運動にもチャレンジしながら、体力づくりを続けています。
「体を動かせる幅を広げる」「体が衰えないようにする」という前向きな目標を持ち、いきいきと取り組まれている姿に、ぼくもたくさんの刺激をもらっています。
■ まとめ
今回ご紹介したお客さんのように、
たとえ長年の痛みや不調があったとしても、「体は変わる」可能性を持っています。
もちろん、すぐに劇的に変わるわけではありません。
でも、小さな変化を一緒に積み重ねていくことで、できることはどんどん広がっていきます。
「もう年だから」と諦めず、体の声に耳を傾けながら、少しずつでも前に進んでいける。
そんなサポートをこれからもしていきたいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。