腰痛にピラティスは合う?「腰だけ見ない」が近道な理由
「腰痛にはピラティスがいいって聞くけど、本当かな。
というか、この腰でピラティスなんてできるのかな……」
最近よく聞かれる質問です。
勝川のハヤト整体院、院長の田村です。
先に答えを言うと、腰痛とピラティスの相性はとても良いです。
ただし、始めるタイミングを間違えると逆効果。
この記事では、あなたが今どの段階にいて、何から始めればいいのかが分かるようにお話しします。
✅ いま腰が痛い・動かすのがつらい → ピラティスはまだ。先に整えるのが近道
痛い状態で動く練習はしんどいだけ。順番が逆です。
✅ 揉むと楽になる→でも戻る、を繰り返している → 動かし方を変える段階。ピラティスの出番
戻る原因は腰ではなく「体の使い方」にあります。
✅ 痛みは落ち着いている・再発を防ぎたい → ピラティスから始めてOK
低負荷の動きからなので、運動が苦手でも大丈夫です。
なぜこう分かれるのか。カギは「腰は被害者」という考え方にあります。
揉むと楽なのに戻るのは、腰が犯人じゃないから

腰を押してもらって楽になった。
でも数日〜1週間でまた痛い。よくある話です。
これ、腰が悪いんじゃないです。
腰は被害者。悪さをしているのは主に、骨盤・股関節(お尻まわり)・お腹・背中の4つです。
腰痛のある方のほとんどは、骨盤・股関節を動かさずに、腰だけで動くクセがついています。たとえば前屈。
骨盤から倒すのと、骨盤を動かさず腰だけで曲げるのとでは、腰への負担がまったく違います。犯人(使い方のクセ)が変わらない限り、腰だけ揉んでも被害は続くだから戻りが出てしまう。
体を動かすときの負担の分担
😣 腰痛の人(腰がほぼ全部背負っている)
😊 本来の姿(腰は2割でいい)
いま腰の負担が100%に近い状態だとして、骨盤・股関節が働いて50:50になったら
腰の痛み、減ると思いませんか。
実際に目指すのは腰2割・骨盤股関節8割。
それくらい、骨盤・股関節まわりがしっかり動くことが、腰の負担を減らす近道です。
ここで「股関節が硬いってこと?開脚できないとダメ?」と思った方。
違います。柔軟性の話ではなく、動かし方の話です。
開脚ができなくても、骨盤・股関節を使って動けるようにはなれます。
ピラティスでやるのは「リハビリに近い、低負荷の練習」

「ピラティス」と聞くと、マシンでダイナミックに動くイメージがあるかもしれません。
当院で腰痛の方にやってもらうのは、一つずつ動かし方を覚える、リハビリに近い低負荷の動きです。
痛みが出ることも、筋肉痛になる方もほとんどいません。
一番よくやるのは「骨盤の後傾」あお向けで骨盤を動かす練習です。
動きは言葉より動画が早いので、こちらをどうぞ
この練習をしながら、お腹の力=腹圧(腹筋ではなく腹圧です)も一緒に高めていきます。
腹圧が出てくると骨盤・股関節まわりの安定性が上がり、腰の負担はさらに減ります。
大事なのは、腹圧はほぐして身につくものではなく、動かしながら身につくものだということ。
ここが「揉むだけ」では届かない領域で、ピラティスが腰痛に合う一番の理由です。
動かし方が分かると、日常でも自然に使えるようになります。
今まで腰だけでやっていた動きを、骨盤・股関節が担ってくれる
これが「戻りにくくなる」仕組みです。
ただし、いま痛みが強い人は順番が逆です

正直な話をします。
「じゃあ今日からピラティス!」とはやりません。
痛いときに「動かしましょう」と言われても、やりたくないですよね。
「まずこの痛みをどうにかしてくれよ」が本音だと思いますし、それが正しい。
だから当院では、先に施術で痛みをある程度落ち着かせてから、動かせるところを少しずつ動かしていきます。
硬いまま頑張って動かすより、ゆるめてから動かした方が練習もやりやすい。
遠回りに見えて、この順番が一番の近道です。
当院の場合:苦手な動きを見つけて、できる体にする
勝川のハヤト整体院では、最初に体の状態をチェックします。
骨盤・股関節が働いているか、お腹の力が入っているか、どの動きが苦手か見ていくと「〇〇さんはここが苦手ですね」がはっきりします。
ご自身でも「たしかにこれ、やりにくい」と分かります。
苦手=やりにくい、ということ。それができる体にしていくと、腰の負担が減っていく。
施術が多めの時期、動きの練習が中心の時期、配分はその方の状態に合わせて組み立てます。
今日からできる1つ:「骨盤の後傾」を試してみる
記事の中で出てきた、腰の負担を骨盤・股関節に分けるための一番の基本が「骨盤の後傾」です。
あお向けで骨盤をゆっくり動かすだけの、痛みが出にくい練習なので、まずここから試してみてください。
腰を丸めて休みたいときは「チャイルドポーズ」もおすすめです。
【関連セルフケア動画】
- 「骨盤の後傾」→ 【YouTubeショート】
- 「チャイルド」→ 【YouTubeショート】
※痛みが強いときは無理に動かさず、まず落ち着かせるのが先です。
よくある質問
Q. 運動が苦手です。筋トレみたいなことをやるんですか?
やりません。リハビリに近い低負荷の動きを、一つずつ覚えてもらう形です。
筋肉痛になる方もほとんどいません。80代の方も続けて来られています。
Q. 体が硬くて開脚もできません。それでもできますか?
できます。必要なのは柔軟性ではなく「動かし方」。
開脚ができなくても、骨盤・股関節を使って動く練習はできます。
Q. どのくらいで腰は楽になりますか?
初回の施術で動かしやすさの変化を感じる方は多いです。
ただ「戻りにくさ」は使い方が身についてくる積み重ねの部分なので、状態を見ながらその都度お伝えします。
まとめ:腰だけ見ない。段階に合わせて始める
- いま痛みが強い → 先に施術で整えてから
- 揉んでも戻るを繰り返している → 動かし方を変える段階。ピラティスの出番
- 痛みは落ち着いている → ピラティスから始めてOK
自分がどの段階か分からない方は、初回のチェックでお体を見てからご提案します。勝川・春日井エリアで「この腰、どうにかしたい」という方は、一度ご相談ください。
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