臨床ブログ⑤50代介護士さんの「肩こり・首こり・頭痛・腰痛」が良くなるまで
今回は、定期的に書いている「臨床ネタ」の第4です
■ 今回のケース:50代・女性・介護士さん
介護のお仕事をされているため、夜勤・力仕事が多く、身体に負担がかかりやすい環境です。
悩みは以下の通り:
- 慢性的な肩こり
- 首こり
- 頭痛
- 腰痛
- 痛み止めが手放せない状態
長年、整体・リラクゼーション・整骨院を月1〜2回ほど利用していたそうですが、
「受けた日はいいけど、すぐ戻る」
「頭痛薬が手放せない」
という状態でした。
■ 初回来院時の体の状態
姿勢を見ていくと、
- 背中の丸まりが強い
- お腹の力が抜けている
- いわゆるスウェイバック姿勢

になっており、現代で非常に多いパターンです。
この姿勢になると負担が出るのは…
- 太ももの外側
- 股関節の前側
- お尻まわり
- 腰
- 背中
- 首〜頭
つまり、全身に負担がかかる状態。
そして大きな問題は筋肉ではなく、
✔ 「関節の動き」がかなり悪かったこと
多くの整体に通っていたため、筋肉はそこまで硬くない。
しかし動きの根本である「関節」が滑らかに動かず、
ガチガチにロックされていました。
例えるなら、油の切れたブリキのおもちゃのような状態です。
■ 初期の施術内容
最初は全身の筋肉を軽くゆるめつつ、
✔ 関節の滑らかさを取り戻す施術
(矯正ではなく循環と動きを取り戻すアプローチ)
これだけでも、
「体がすごく軽いです」
と変化を感じていただけたため、
そのまま関節×機能改善の方向で進めることにしました。
■ 次のステップ:体の使い方改善
介護士さんということもあり、現場で必要な動きがあります。
その動作をしてもらうと…
✔ 意外とできない
✔ だから体に負担がかかっていた
ということが明確に。
そこで、
- 関節が動きやすくなるリハビリ的トレーニング
- 日常で無理のない体の使い方
をお伝えして、できる範囲で継続してもらいました。
完璧にやったわけではありませんが、
「気づいたときに少しやる」
この程度でも十分効果がありました。
■ 通院期間と頻度
- 2〜3週間に1回
- 約3〜4ヶ月間
このペースで施術+機能改善を続けた結果…
■ 現在の状態
- 痛み止めゼロ
- 肩こり・首こり・頭痛・腰痛がほぼ出ない
- 「今までの不調が嘘みたい」とコメント
とても嬉しい変化でした。
■ なぜここまで良くなったのか?
ぼくが感じているポイントは2つ。
① 関節の動き(機能)が落ちていた
筋肉は柔らかくても、土台の関節が動かなければ体はうまく使えません。
ここを改善できたのは大きいです。
② 体の使い方が変わった
負担のかからない動き方が身につき、仕事の中でのストレスも減った。
この「使い方の変化」が、長期的な変化につながりました。
■ まとめ
- 長年の肩こり・首こり・頭痛・腰痛
- 痛み止めが手放せない
- 整体に行ってもすぐ戻る
こういう方でも、
「関節の動き」と「体の使い方」 を見直すと
大きく変化することが多いです。
今回のケースがお悩みの方の参考になれば嬉しいです。
また別の事例も紹介していきますので、
楽しみにしていてください。
読んでいただきありがとうございました。
