健康コラム

肩こりにピラティスは合う?変えるのは肩じゃなく「背中と呼吸」

hayato
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「肩こりには運動がいいですよ」言われたこと、ありませんか。

そして正直、ピンとこなくないですか。
背筋を鍛えろとか、胸を鍛えろとか。肩がこってるのに、なんで筋トレ?と。

勝川のハヤト整体院、の田村です。
先に答えを言うと、その違和感は正しいです。

肩こりで変えるべきは、肩ではなく「背中と呼吸」

この記事を読むと、揉んでも揉んでも戻る理由と、
ピラティスが肩こりに合うと言われる本当の意味が分かります。

こんな心当たりはありませんか?

  • 揉んでもらうと楽。でも1〜2週間で戻る
  • デスクワーク・スマホの時間が長い
  • 背中がガチガチだと言われる
  • 気づくと肩に力が入っている・呼吸が浅い気がする

→ 当てはまる方は、肩こりの原因が「呼吸と背中」にあるタイプかもしれません。

肩こりの正体は「使いすぎ」——筋力不足ではありません

首や肩がこる理由は、シンプルに言うと使いすぎです。

首肩の筋肉に疲労が溜まりすぎて、ピークを超えるとしんどさが出る。

だから「筋力不足だ、鍛えよう」は半分正解で半分不正解。使いすぎている筋肉をさらに働かせても、根っこは変わりません。

問題は「なぜ首肩ばかり使いすぎてしまうのか」の方です。

犯人は呼吸・首肩が主役になってしまっている

ここで呼吸の話をさせてください。

呼吸の主役は本来、お腹にある横隔膜です。
首の横や肩の上の筋肉は、あくまでサブ。

ところが今、この主役と脇役が入れ替わってしまっている方がすごく増えています。

横隔膜がうまく働かなくなり、代わりに首肩の筋肉が呼吸のメインを張ってしまう。

呼吸は1日に何万回もしています。

止めるわけにはいかない。つまり首肩が呼吸の主役になっている限り、

首肩の筋肉は24時間働きっぱなしなんです。
これが「揉んでも揉んでも戻る」の正体。

ほぐした先から、呼吸のたびにまた働いているんですから。

だから、呼吸の仕方を変えないと、首肩の筋肉は変わらない

「肩こりに運動がいい」の中身は、実はこれです。呼吸も運動です。

なぜ横隔膜がサボるのか—硬さの連鎖

肩こりができるまでの連鎖

背中・あばら骨(胸郭)が硬くなる

背骨が動かなくなる

お腹(横隔膜)が働かなくなる

首肩の筋肉が”主役”として働き続ける

首肩こり・浅い呼吸

あばら骨は、息を吸うと膨らみ、吐くとへこみます。

ところが背中まわり(あばら骨+背骨=胸郭)が硬くなると、この動きに制限がかかり、横隔膜が働けなくなる。

すると首肩が肩代わりするこの連鎖です。

さらに、肩甲骨はあばら骨の上に乗っかっている構造なので、胸郭が硬いと肩甲骨の動きまで悪くなります

首肩まわりの働きが全般的に落ちて、肩こりが「自然にできあがる」わけです。

だからピラティス——胸郭と呼吸に直接アプローチできる

この連鎖を逆にたどって、胸郭の動きをつける、背中の動きをつける、肩甲骨を動かす、体幹まわりを働かせると一つずつ順序立てて解決していく。

ピラティスはまさに胸郭の動きと呼吸へのアプローチを得意とする運動なので、肩こりに合うと言われるんです。

ただ、正直な話もしておくと、いきなりピラティスをやれば誰でも楽になる、というものでもありません

背中や胸郭がガチガチのままだと、動きの練習自体がやりにくい。

その場合は先に施術でゆるめてから動かした方が早い。
体の状態を順序立てて見ていくことが前提です。

当院の場合

ハヤト整体院では、まず体のチェックで「どこが硬くて、どこが働いていないか」を見ます。

胸郭・背中・肩甲骨の硬さが強ければ施術でゆるめ、動かせる状態になったら呼吸と胸郭の動きの練習へ。

揉んで終わり、ではなく、首肩がサブに戻れる体を目指していきます。

今日からできる1つ:「息を吐く」で首肩をゆるめる

理屈が分かっても、まず何か1つやってみたいですよね。

この記事の内容に一番つながるのが、「息を吐く」練習です。

首肩に力が入って呼吸が浅くなっている人は、しっかり吐くことで横隔膜が使われ、首肩の働きすぎが少しゆるみます。

力を抜くのが苦手な方は「肩の脱力」から試すのもおすすめです。

やり方は動画で見てもらうのが早いので、こちらをどうぞ。

※あくまで一時的にゆるめる方法です。
戻りを繰り返す場合は、根っこ(胸郭・呼吸のクセ)から見ていく必要があります。

よくある質問

Q. 肩こりには筋トレで鍛えた方がいいんじゃないですか? 

「半分正解で半分不正解」です。

使いすぎている首肩をさらに鍛えても変わりません。
先に胸郭・呼吸を整えて、首肩がサブに戻れる状態を作る方が順番として先です。

Q. 揉んでもらうのは無駄ですか? 

無駄ではありません。

楽になりますし、硬さを取ること自体は必要です。
ただ「なぜ使いすぎるのか」が変わらないと戻る、というだけの話です。

Q. 呼吸の練習って、具体的に何をするんですか? 

胸郭(あばら骨まわり)を動かしながら、横隔膜で吸えるようにしていく低負荷の練習です。
きつい運動ではないので、運動が苦手な方でもできます。

まとめ:肩を揉む回数より、背中が動く体

  • 肩こりの正体は「使いすぎ」。筋力不足ではない
  • 使いすぎの原因は、首肩が呼吸の主役になってしまっていること
  • 元をたどると背中・胸郭の硬さ。
    だから胸郭と呼吸に効くピラティスが合う
  • ガチガチの人は、先に施術でゆるめてから

勝川・春日井で「揉んでも戻る肩こり」にお悩みの方は、一度お体の状態を見せてください。

どこから手をつけるべきか、初回のチェックでご提案します。

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田村隼人
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ハヤト整体院院長
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